屋根と壁で太陽の熱を集める家。

こんにちは!

設計の山下です。
先日、那珂川町まで屋根の検査に行ってきました。

一般的に屋根の検査というと、それは防水の検査を差しますが、
エアサイクルハウジングでは、「屋根と壁で太陽熱を集めて利用する家」をつくってるので、
”屋根で集めた熱が逃げないように施工できているか”も検査します。

検査の内容としては、主に3点です。
・図面通り施工できているか
・スムーズな空気の通り道が確保されているか
・気密施工が出来ているか

監督と事前に細かな打合せをしていた為、とてもきれいに仕上がっていました。
ありがとうございます。

DSC_0627.jpg

写真は、屋根の集熱通気層。(屋根を葺く前の状態です)
細い木材(ドウブチ)の間を空気が暖められながら上昇し、上の方にある開口から内部に吸い込まれていきます。(夏は暑いので、即、逃がします)
銀色の部分は断熱材(外張り)でアキレスのキューワンボードを使用しています。硬質ウレタンフォームをアルミでサンドイッチしたものなので、輻射熱をカットする機能を持っています。

この集熱の仕組みは、電気を使わずに動くので、災害時なども普段と変わらずに動き続けるとてもエコで安心なシステムなのです。

DSC_0606.jpg

また、この日は同時に、ホウ酸工事も実施しました。
全ての木材(構造材・羽柄材)にホウ酸を噴霧していく為、1日仕事でした。

※エアサイクルハウジングでは木の家を長持ちさせる為に、
ホウ酸による防腐・防蟻処理をお薦めしています。
ホウ酸は揮発しない為、効き目が長期間持続します。
また、自然素材であり、人体には安全なものです。
(あのストラディヴァリウス(バイオリン)からもホウ酸が検出されたそうです)

次回は集めた熱をどうするのか?
リポートしたいと思います。


DSC_063.jpg

横浜でスケルトンリフォーム工事が進行中

こんにちは!

設計の山下です。
今進行中の現場のことを紹介したいと思います。

築34年の木造住宅を、家族構成の変化に合わせた間取りの変更や各性能を高める為、通気、構造、断熱・気密、設備を見直す計画です。3月の完成に向けて工事が進行中です。
設計期間中、特に印象的だったのは施主様こだわりの設備です。機械関係のお仕事をされていて家づくりは今回が3回目(すごい!)の施主様と、オリジナルの空調換気システムを検討しました。弊社の得意とする外張り断熱、調湿素材や自然通気に、オリジナルのシステムが融合する空間になります。より良い家になるよう、完成まで打合せを重ねていきたいと思います。
image.jpg

KIMG0562.jpg


構造補強の様子。
1階の浴室廻りの土台や柱、そして出窓が絡む柱に、少し予想はしていましたが、やはり、、、腐食が見られました。
構造金物も腐食していたりと、はぐってみて分かることが多いのがスケルトンリフォームの特徴です。
再利用できない材は部分的に交換して、使える材料は利用する計画です。
木造の良いところは部分補修が可能なこと。
ようやく構造補強がひと段落し、その後、断熱、外壁やサッシ、内装と進んでいきます。

次回はホウ酸によるシロアリ対策について、レポートしたいと思います。

Profile

山下 明彦

Author:山下 明彦
パッシブデザインを得意とするエアサイクルハウジングで木造住宅の設計を担当しています。住まい手との対話から生まれる家づくりを実践しています。徳島県出身。

理想の住まい
・シンプルで柔らかい空間
・質実な素材で
・開放感とプライバシー
・柔軟性のある空間
・その場所の気候風土に合う

logo.png